2012年12月20日木曜日

ラブレターと演劇。


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週末に茜さんは童仙房という京都の南にある山間の村で防災と演劇のワークショップをされてきたそうです。
そこで仕入れたワークをするとのこと。
まずは円陣に座って隣の人の肩をたたく、さする。
たたかれている人はこうしてほしいという要望があれば伝える。
みなさんたたくことやさすることに集中して、要望を言うのはほったらかしです。
身体があたたまったところで、久しぶりにリズムにのせてポーズを受けて送るゲーム。
そのグループにはそのグループのテンポがあるのだという発見。
一番やりやすいテンポというのがあって、山口クラスでは少しゆっくり目のテンポが心地よいようです。
しかし、これはワークということもあるので難しくするために敢えてテンポを上げようと頑張ってみます。
必死な形相やら動きが笑いを誘い、盛り上がりました。
童仙房ではラブレターを作るワークをされてきたようで、
というわけでみんなで愛する人にラブレターを書きました。
3っつから5つつのセンテンスでラブレターの文章を考えます。
これは脚本家の作業ですね。
ペアになりラブレターを相手に渡し、お互いに相手のラブレターについて誰にあてた手紙なのか等のインタビュー。
これは演出家の作業ですね。
インタビューして、ラブレター(脚本)の中にどんな意図があり、どんな物語があるのかを読み解き実際に発表する時のイメージを広げていく。
そしてみんなの前で、ペアの相手のラブレターを朗読する。これは役者の作業ですね。ラブレターの中のイメージを自分の体の存在感と声で見ている人にいかに伝えるか。ご主人への思い、母への思い、息子への思い、昔に好きだった人への思い。さまざまな思いに触れることができて、ほんのりと心があたたかくなりました。



脚本稽古。
チーム分けをしました。
それぞれのチームで読み合わせ。
これから稽古を重ねて立ち稽古、セリフを覚えて演技ができるところまで作っていく予定です。
来週あたりから本格的な稽古に入りそうです。