2016年9月24日土曜日

わずかな動きによる舞台の絵の変化

922 WakuWaku 担当 土井

14時より第2幕の抜き稽古です。悦子の潜むトイレの位置が変わりました。邦夫と敏江の最初の場面を少しずつ止めながら、丁寧に練習しました。身体のわずかな態勢や台詞のトーンでニュアンスが随分変わります



15時からは第3幕、黒田と悦子の会話部分、台詞が追加されました。この芝居の雰囲気をさりげなく表現している言葉が入っています。まずは最初の場面より止め稽古。


黒田にとって、斎藤に対して軽い嫌味を掛ける事が黒田への友好の印なのです。

斎藤は立ち上がって自分の思考に戻っていく、あまり身体の向きをくるくる変えません。
山本、遠ざかる黒田に掛ける言葉、距離感を持たせるように。
鈴村、斎藤の空気を感じつつ、明るく話しけるも返事がない。なんとか空気をほぐそうとしています、軽く軽く。
山本がお茶を持ってくる時の絵が変わります
会話している2人と、1人の動き、斎藤が立ち、山本が一つずつ湯呑みを運ぶだけで随分と躍動感が出ました。
舞台が無人になり空虚な時間を取ってから、悦子が登場します。



1幕、3人が登場している場面を止め稽古。テンポが重要です。今日は椅子ではなく直接ゴザに座って動きました。
布団や座卓など、リハーサルまで使えないのがつらいですね
直に座っている人と立ち上がる人の身体の高さの違いにより、舞台に動きが出ます。
語尾のトーンを意識します。声の高さについて大町は地声に近い所でやるようにと。電話しようという悪趣味さが台詞に乗るといいですね。「何言ってるかわかんないですねー」は漫才調、
わかってるのにわかってないふりです。

独り言は自分が傷つかないように独り言を言っているようでいて、実は相手にも言葉をかけています。
台詞のなだらかなトーンダウンがうまくいきました。
たわいのない会話の裏での大町と信子の2人のアイコンタクト、目配せはし過ぎないように。



来週は3幕の抜き稽古からです。