寝床につくときの温度調節が大事ですね、私は起きたとき毛布から出られませんでした。
練習始まる前の時間、クロアチア戦の話で盛り上がっていました。
メンバーみんな、高めのテンションを維持しながら2時間稽古し通しました。
そんなに長くないシーンを繰り返し何度も、配役を変えて演じてみます。
かなり細かい、セリフのリズムと力感?の試行錯誤。どの現場でも俳優が繰り返し指摘されていることですが、テンポが良いというのは、スピードがはやいということではない。「良い間合い」をはからなければなりません。これを模索していきます。
今回の芝居はいわゆる「ウィットに富んだ」セリフがいくつか出てきます。
太平洋の方角からHA-HA-HAと笑い声の聞こえてきそうな。
これをどういうテンションで言えば良いのか、というのは大変難しい。
日常会話の延長線上でサラッとやるのか、「あくまでこのセリフはウィットに富んだ面白セリフだよ」というテイでわざとらしくやるのか。
いろんな試行錯誤がありえそうです。
やはり俳優たちからもこのウィットに富んだセリフについて「これは"真面目"にやった方が良いですか。言ってるキャラクター本人は大真面目ですか」と質問が飛びました。
リーダーは、「本人が真面目かどうかはわからないですが、演じ方としては真面目に」と返しました。なるほど、とりあえずはそれくらいの意識が良いのかも。
さて同じシーンを10回も繰り返してやったわけですが、キャラクターの雰囲気が毎回ガラッと変わります。
俳優自身の個性によるところももちろん大きいですが、演劇ですので共演者の出方次第でも変わっていきます。
俳優自身、いたって普通にやっているだけなのに、見ている側からすると大変面白くて、爆笑が生じたりもします。予想外の反応によっても、演技は影響されたり。
予想外に面白くなった(できた)ことを、次にもう一度、というのは大変難しいのですが、そういうことをやっていかなければならないのが辛いところ。