2024年3月5日(火)
富田ふれあい文化センター プレイルーム
担当:岡田
例年と比べて雨が多い気がする2月3月です。
今日もしとしとと雨が降っています。
今日も自主練も含めて4時間の稽古でした。
早くも台本を離して稽古に臨む人がチラホラと出てきました。
リアリティのある会話劇風に創作しているので、セリフの読み方だけでなく、さりげない目線や仕草といった体の動きも重要です。
台本を持ったままの稽古では細かな動きが練習しにくいので、できれば台本を離した状態での稽古が望ましいですね。
とある1シーンを、プロンプはありにして、台本を手離して演じてみたりもしました。
セリフを思い出そうとする役者の状態と、シーンの内容(亡くなった人を思い出すシーン)とが偶然(?)重なって見えました。
なかなか面白い稽古方法ですね。
台本を覚えるのと並行して、脚本や役の理解もどんどんブラッシュアップさせていく段階でもあります。
家で1人で台本を読むなかで深まる理解もありますし、稽古場で他の人とセリフを合わせるなかで発見するものもあります。
今回の脚本は、掘れば掘るほど理解が深まっていく、演者にとってはするめのような台本だと感じます。
講師の小原さんからの演出もあり、稽古ごとに皆さんが脚本や役の理解を深め、それを演技という形で表現していけてるように思います。
1人で台本を読んで至った疑問や理解を、稽古場では他の人とも照らし合わせられるのが集団創作のよいところですね。
稽古を終えて外に出ると朝からの雨が止んでいました。
天候が安定しない年度末ですが、健康第一で今後の稽古も進めていきましょう!