2014年1月15日水曜日

三つの演技法を演じ分ける。

1月14日 そよ風ペダル

前回は脚本ができあがっていましたが、
独白の練習をしてシーン稽古はありませんでした。
本日も追加の脚本が届きつつ、
改めて脚本の創作稽古が開始されました。
まずは流れを確認するための読み合わせをします。
読み合わせなのではっきりとはしませんが、
すでに読みだけで25分近く過ぎていて、
これに動きをつけていくと少し時間がかかっていくわけで。
筒井さん曰く、まだお話が始まっていないとのこと。
シーンとしてはとても楽しいのですが、
表現したいことがまだ出てきていないのもわかるわけで。
書いていると楽しくなってどこまでもお話を続けてしまえそうだとのこと。
心強い限りです。
一度の読み合わせのあと、脚本の文字からだけではわかりにくい演出的工夫の説明を。
公演稽古に入る前におこなっていたワーニャ伯父さんを使ったワーク。
ワーニャ伯父さんを演じるときの派手な演技、
プロンプターの囁くが客席まで届く演技を取り扱ってきました。
これに加えてさらに脚本稽古として
普通にしゃべってやり取りしているのテンポのいい演技が求められてきます。
二回目の読み合わせではこの三つの演技を明確に演じ分けることを目指しました。
これにより作品の中でのメリハリが生まれてきます。
読み合わせ後にシーンを選んで立ち稽古。
演じ分けの練習をします。
派手な演技をもっと過剰にすることを目指します。
はたから見ていて、演技を大きくということで声が大きくなるというのがありますが。
加えてセリフ回しのスピードを工夫するのも一つの手ではないかと。
他にもやり方はありそうですが。
派手な演技をさらに開拓していきましょう。