2014年11月8日土曜日

相手と自分の間にあるジレンマ。

11月4日 恍惚一座

公演後のお休みが終わりまして、久しぶりの稽古です。

実は一部の人たちは別で稽古をされているのですが。

4月に京都のCTTに参加しました。

お客さまからの投票があるわけですが、好成績を残しましてCTTセレクションに参加することになりました。

前回公演の打ち上げにて、参加についてどうするかの話合いがなされました。

稽古期間が少ないこと、講師の山口さんがCTTに向けて稽古をするとして、スケジュールの問題で多く関われないこと。

そんなこんなも撥ね退けて、有志メンバーによっての参加となりました。

脚本も演出もメンバーが中心になっておこない、山口さんは完全にアドバイザーに。

まさに挑戦です。

どんな仕上がりになるか、大変楽しみです。



本日の稽古は恒例の前回公演の振り返りです。

まずは山口さんから、前回公演を踏まえて次回に向かっての課題を4つ。

いかに台詞を自分のものしていくのか、など。

話し合いは進んでいき、上演時間が長かったのではないかと。

脚本段階で全部のキャラに見せ所を用意しようとすれば、その分長くなるのは仕方がないわけで。

といって、目立たないキャラクターになるのもつまらない。

お客様に楽しんでもらい満足してもらうのが、もちろん大前提なわけですが、そのためには負担になることも起こってきます。

せっかくやるのですから楽しんでいきたいという気持ちもあります。

人の為にあろうとする姿勢には、自己犠牲が伴ってしまうのでしょうか。

相手のためと自分のための間のジレンマ。

お客様との関係性から始まる話ですが、例えば相手役との関わり方という事にも通じていきそうな予感がします。

いろんな課題があるという事は、成長する機会があるという事です。

来週からまた本格的に稽古が始まります。