12月8日 恍惚一座 担当:脇田
「12月中には脚本をあげてしまいたい」
という一言から始まった本日の稽古は、 4月の本番に向けて分かれた2つのチームにそれぞれ1時間ずつ時 間を割り振って稽古をするよりも、 せっかく広いホールで稽古が出来る方が効率が良いということで、 場所をセパレイトして、それぞれで稽古を進めていくことに。
それぞれ脚本を担当する茜さんのチームとパンナさんのチーム。
僕は、 パンナさんチームの方にベッタリついて見させていただきました。
印象的だったのは、 まず30分以上は脚本についての摺り合わせが行われていたことで す。
パンナさんから脚本の設定の説明があるのはもちろんですが、 キャラクターの造形に関して、 割と役者陣も闊達に意見を交わします。
特にそうなってくると出てくる意見なのが、「 この台詞は言い難い」。
この意見、あくまでもネガティブな意味ではなく、 整合性の話ですね。
「これこれこ〜いうキッカケがあればこの台詞は言えるが、 無いから言えない、言っているとお客さんが置いていってしまう」 ということですね。
まだ叩き台の脚本ですので、 そういった整合性が取れてない台詞があるのは不思議な事ではあり ません。
それよりもこういった稽古を重ねることでブラッシュアップされて いくものです。12月の稽古は残り2回。
今日は冒頭のワンシーンのみでしたが、さて、 次週はどこまで立ち上がってくるのでしょうか。