2016年6月7日火曜日

肩の力を抜いて。

6月7日 恍惚一座 担当:梶川


講師の山口さんは妊娠のため、今月からお休みです。

事前にわかっていたことなので、先週までで一区切りでスタッフ見せと演出のことはすべて終わらせていて。

ここからはとことんと役者さんの演技を探求していきます。

一応は、私が前から見て段取りの交通整理はしますが。

今日のテーマは代役のつもりで演技をしてみる。

代役を務めるくらいの気持ちで心に余裕を持って、周りの演技にも目を向けていく。

本番当日の午前中もスタッフさんと役者さんのきっかけを合わせる場当たりになるわけで。

それを想定しての稽古とも言えます。

いつもよりセリフの飛ぶこと増えましたが、体の力が抜けてやりとり自体は良い感じです。

良く起こることですが、何度も稽古しているので、段取りが早くなってしまうことがあります。

つまり相手に反応しているのではなく、脚本のきっかけで次にいってしまっている。

交通整理とはそれをみつけて、相手への反応に戻しましょうということで。

あとは立ち位置がかぶっているとか、見栄えについて。

午後からは役者さんだけの自主稽古です。

本番当日であれば、それこそお客様の前に立つ時間です。

本気の演技は自主練習で。

シークレットで創作されていくのです。