2016年6月17日金曜日

揺さぶられることで揺さぶられる気持ち

6月16日 WakuWaku 担当 土井

2組に分かれて尻取りゲームのあと、第2話より読み合わせです。この回は、コントとして笑いを取るのではなく、役柄から笑いが来るように。
相手は自分の言った一言一言で気持ちが揺さぶられますが、相手が揺さぶられる事で本人はもっと揺さぶられるのです。
気持ちが振れることで会話のテンポやトーンが変わっていきます。2人は実に真面目にやり取りしているのにその動揺する感じが、見ている方は面白いのです。
 些細な人間関係の変化は発話の変化を利用します。





第3話
黒田が斎藤の気分のムラを感じながら無関心でもなく、気を逆撫でするわけでもなく、冷静に対応していきます。相手を観察する空気です。
圧倒的に空気を決定する斎藤、彼女がいない時の開放感、楽しさを声量や声のトーンで表現しましょう。斎藤のジレンマと八つ当たり、姉妹の関係と、突き放し方、まさに色々な感情が交差します。ラストはそれぞれが会話したりと楽しい空気を出しましょう。






第1話は畳の部屋の設定ですので、これからの練習、足に負担をかけない工夫をしてください。
始めは楽しげで、空気が徐々に変わって行きます。しかし、あくまでも楽しいのが基本です。皆さん、それぞれのキャラクターを考えて来ました。掘り下げて、悩んで、やってみましょう。しかし作りすぎない事も大事です。そして3人だから成立している関係だという事もしっかりと把握して。毎回少しずつ違うキャラクターが生まれるのが楽しみです。