2016年10月4日火曜日

劇団員全員で脚本をつくる。

10月4日 恍惚一座 担当:梶川

山口さんが戻ってきました。
3ヶ月ぶりの稽古はまずはいつも通りラジオ体操から。
そして、高杉さんとつくった3作品を山口さんに発表です。
事前に少し稽古するのかしらと思いきや、いきなりの発表でした。
しかしなんとなく先週より気持ちのよい緊張感があったような。
発表後に山口さんから感想及びどうやってつくったのかの質問があり、次回公演の作品をどうするかという話にシフトしていきます。

次回は演劇祭参加なので舞台、照明、音響といったテクニカルワークに頼ることはできません。
それこそ役者の演技とお話が問われます。
この3ヶ月の結果としてお話の原型を劇団員で作るということに挑戦することになりました。

とりあえず今日は山口さんから出されたお題でエチュードをしてみます。
見ず知らずの3人が集まっています。
後から夫婦が出てきます。
3人はその奥さんの知り合いでした。
場所は保留にするので全員でエチュードの中で探ってみてください。

最初のチームのエチュードで、奥さんと3人それぞれの関係が明確になりました。
そして、夫婦は新しく始める仕事の人材を探していて3人を呼び出したということになりました。
この設定を引き継いで次のチームでは新しい仕事が何かを山口さんからこっそり旦那さん役に伝えて話を広げます。
相手チームの演技を見ている時にアイデアを思いつくこともあるでしょう。
例えばチームを交代で繰り返すことによって話を広げていくと。
そうでなくても、実は設定のことよりも偶然に生まれる何気ないリアクションこそ作品として積み重ねていきたいところで。
とにかく今年中でお話の原型を作り上げられれば。
引き続き来週もエチュードで。