2016年10月27日木曜日

キラーセンテンス

10月27日 WakuWaku 担当 土井
205号集会室にてラスト練習日です。13時からまずは2幕から。敏江は慰めつつ結構ひどい事を邦夫に言っています。邦夫は敏江の台詞を受けて自分の台詞を。相手の台詞に乗っける台詞とそうではない台詞の違いをはっきりさせて下さい。
自分は表現しているつもりでも、そう見えない事にも気付きましょう。
悦子登場のシーン。お祝いのサプライズを仕掛けている喜びを表して下さい。

14時半から3幕鈴村と山本の登場から。
斜めに置く机(麻雀台)、いちばん効果的な配置は?
山本が黒田を追って走って出ていくのは客に見えています。
鈴村の「三人打ちします?」はそれまでとトーンが変化。
台詞に強弱をつけ堂々としゃべりましょう。
鈴村は斎藤の我が儘、信念を「脳内劇場」として客観的に冷静に表現します。茶化しの中に尊敬も。
2度出てくる「おいしい。」初めはボソッと独り言。後は美味しさに感動して。
山本は敢えて言いにくい、倒置した文章を意識し、しっかり点で区切って言いましょう。
斎藤達の再登場。悦子の「キラーセンテンス」この一言を本当に大事に。次の台詞までの間をしっかりと取ります。悦子の気持ちの強さは攻撃ではありません。感情を出し切り、間を取り台詞のトーンを変えます。
悦子と斎藤、相手の出方によって対応を変えてください。
16時より1幕を通し。27分かかりました。
大町は出だしの台詞でそれまでの時間を表現。自分の中に入れる台詞の有無。切り替えの台詞はスパッと。
中島は癖のファルセット(裏声)を意識し、使い方を吟味しましょう。
宮田の「ナンパ」は淡々と処理。
メモを取り合いながらの会話、難しいですね。目配せや、相手を意識した独り言、繊細な無言の演技が大切です。

明日は14時から16時まで本会場にて稽古です。稽古をし過ぎて疲れてくると、他の事が無性にしたくなったりしますし、何だか台詞が紋切り型になる事もあります。そんな時は、自分がその役と付き合える(生きる)時間はもうしばらくしかない、と思って気持をリフレッシュして下さい。