2017年1月13日金曜日

テンポのいい会話の流れ

1月12日 WakuWaku 担当 土井
今日は1日体験の方をお迎えしてのレッスンです。久しぶりの「人間知恵の輪」。触れ合い、言葉を掛け合い、お互いをサポートしあいます。次に名前を覚える目的で「キャッチボール」を。投げるものが2つになると多少パニック。名前を自然に覚えて頂けました。しっかりとコミュニケーションをとり、確実に相手に気持ちを届けて返事をもらい、投げなくてはなりません。


次は「名前鬼 」。スローモーションで動きつつも鬼に追いかけられる恐怖、動きと感情とのギャップをどうこなしますか?








誰が遠くにいて鬼として指名できるか?と、全体を俯瞰する訓練にもなります。様々な神経を使います。マルチタスクの実行です。


そして「立って座る 」。気配を感じましょう。何度やっても難しいのですが、なんとか最後までやり切ることができました。

発生練習は、今日は輪になり椅子に座って行いました。構えて身体を固くせず、リラックスして声を出します。皆の声が輪の中心で溶け合い、不思議な音の響が生まれます。声の質感を変えてみましょう。こもる声、 突き刺さる声、広がる声とバラエティーが広がります。この際です、色々な声を試してみましょう!

後半は平田オリザ作「さよならだけが人生か」より一部をテキストに。
今日の練習のポイントは台詞のテンポを重要視すること。
台詞は普通の速さで言います、やり取りをテンポよく。といって相手の台詞に噛みすぎは禁物。抽象的で短い会話が続く上に、「同時併行する台詞」が何箇所か加わります。皆さん、わりとすんなり、この難しい課題をやってのけ、それぞれにあちこちでしゃべっているリアルな感じが生まれています。

暗記して立ってやるようになると、もう少し関係がはっきり
見えてくるのでしょうか。