2017年1月20日金曜日

「あの頃わたしは・・・そして今・・・」

1月19日 WakuWaku  担当 土井
ウォーミングアップは、久々の「ビン バン ボイーン」です。バンと指さされても、反応せず動かないというのは、なかなか生理に反して難しい。


さて、3月の初め頃に発表をするという目標で、今日から皆で台本を作る事になりました。




60歳になった「高校の同級生達」が何らかの理由で集まり、そこで高校時代の話も絡めつつ、何らかのドラマが生まれる、という設定です。机を囲み企画会議、まずは高校時代を思い出してみました。社会の出来事「あの頃」にもわずかな世代差があります。私は高校時代をあまり好きでない、というより嫌いだったのですが、話して行くうちそういう方が何人かおられてホッとしました。「同窓会で再会し熟年結婚」の実話~親の再婚に反対する子供たち、というリアルな話題にも。
そうこうするうちに、芝居の中で自分がどんな高校生であり、今何をしているかという「設定」がポンポン飛び出して来ます。(かなり言いたい放題状態かも?)おもしろくて写真を撮り損ねそうになります。





スヌーピーさんは元合唱部、今は売れない演歌歌手、「介護施設廻りのスタア(にしきのあきら風に言いましょう)」と元スケバン、今や日本アカデミー賞にノミ
ネートされた美沙さんより補足が付きます。コスモスさんは元キャンパスの女王様、今看護師(婦長かも)ですが、元スポーツ少女で今怪しげな美容薬のネット販売をしているマダムにコロっと騙されます。授業には出ずにいつも図書館で勉強していたアキちゃんは、今はニュースキャスターで今後政治の世界に進出も?。不登校だったヒロちゃんは今はカメラマン、何を中心に撮っているのか聞きたかったです。
今日お休みのせっちゃんがどんな人物を出して来られるか大変楽しみです。もちろん皆さんの役はこれからどんどん膨らむわけです。普通のおばさんやおっさんもいるはずですが、それは今後
の成り行きです。

まずはあの頃の人間関係と今の関係を想像し物語の筋、大枠を組み立てます。
ドラマの場所は何処?(高槻ということに)。どんな学校でしたか?
皆さんはバラバラに登場。あの頃と現在の物語の二重性を出します。またここに来なかった「誰か」との関係を表現することもできます。集まったのはどうして?
誰かが集合をかけた・・・推理小説に出て来る設定ですね。

自分達で台本を作るということで、「自立」する、自分から楽しむ事を覚えます。アイデアを出している間は楽しいですが、次に
苦しくなります。「産みの苦しみ」・・・でもその後はまた、台本が徐々に肉づき、芝居の稽古に入り、楽しくなってきます。「
勝手に台詞変えないでよ!」という言葉も聞こえてくるようになるかもです!