2017年4月18日火曜日

舞台上でかくれんぼ。

4月18日 恍惚一座 担当:梶川


ついに、ついに脚本が完成しました。
稽古をしながらの細かい修正はあるとしても、ストーリーは明確になりました。
時間はありませんが、ここから創作が本格化していきます。
コメディ作品なわけで。
コメディに限らずですが、面白みを作るためのコツとして、隠蔽と発見ではなかろうかと。
要はかくれんぼですね。
役柄が隠して、観客が見つける。
その発見が刺激となって観客は面白みを感じると。
であるならば、役者の仕事はどう隠すかということになるのではないかと。
作品のことを伝えなければならないとされますが、それは発見のためにあります。
発見の機会を作られなければ、それは失敗です。
ですがすべてが説明されていて発見がないと、途端に退屈さを感じるようになるのではなかろうかと。
計算して説明不足の演技を作られればと思います。