2018年2月11日日曜日

相手、観客とのコミュニケーション

28 WakuWaku 担当 土井
今日は1日体験レッスンの方をお迎えしての稽古です。
まずは、皆さんお馴染みの「人間知恵の輪」「連想ゲーム」「ビンバンボイーン」から。
相手とコミニケーションを取り合う、思いがけない言葉や動きにも柔軟に反応する、等、それぞれのゲームの目的を確認しながらゲームを行いました。どんどんミスしましょう。それも貴重で楽しい時間です。

発声練習をした後、後半は「ジェスチャーゲーム」から。
これは決して諦めず、必死に相手に伝えようとし、また必死に相手の言いたいことをわかろうとする、コミュニケーションの原点のようなゲームです。



次は2人で「おはよう」「おはよう」だけの即興を。
相手が年上か年下か?お互いの性格は?、2人の関係性、距離、居る場所(煩い所・静かな所など)は?・・・設定の変化で、いく通りもの「おはよう」が生まれます。役者がいくつもの可能性の中から1つを選び取っている事を実感します。

 また、「おはよう」の返事の仕方で客にはどう見えるか、という事を考えてみました。5秒待って返事を返すと、「考え事をしていた」「関わりたくないようだ」「相手が誰かわからない」という感想が出ました。
また、視線を切って言うと「気まずさがある」「相手は先輩で気使いしている」と見えたようです。
役者は相手役とコミュニケーションを取るだけでなく、観客とも取らなければならないという使命があることを、再認識します。