2018年2月13日火曜日

不条理演劇。

2018年2月13日 そよ風ペダル 担当:梶川

追加4ページ分の確認の立ち稽古をして、できたところまでの通し稽古。
ここまででどれくらいの時間がかかるのか、それ次第で残りどれくらいのページ数がかけるのかがわかってきます。
34分でした。
セリフが入るとテンポも出てきて、30分でしょうか。
ゆっくりセリフを展開させたいところですが。

言葉の扱いが今回は難しいなと感じます。
言葉といいか、物言い、言い回し。
そよ風の脚本、というか作品は以前であれば方言だったり言い回しだったり語尾だったりを言い良いように変更していました。
前作あたりからセリフは脚本通りに扱うようになってきました。
前作は多人数のやり取りが多く、今回は二人でのやり取りが多いです。
そしてやべっている内容に謎も多いです。
いわゆる不条理演劇と言っていいのではないかと。
というわけで不条理演技についてネット検索、以下の通り。


不条理演劇では、登場人物の行動とその結果、時にはその存在そのものが、因果律から切り離されるか、曖昧なものとして扱われる。登場人物を取り巻く状況は最初から行き詰まっており、閉塞感が漂っている。彼らはそれに対しなんらかの変化を望むが、その合理的解決方法はなく、とりとめもない会話や不毛で無意味な行動の中に登場人物は埋もれていく。ストーリーは大抵ドラマを伴わずに進行し、非論理的な展開をみせる。そして世界に変化を起こそうという試みは徒労に終わり、状況の閉塞感はより色濃くなっていく。
言語によるコミュニケーションそのものの不毛性にも着目し、言葉を切りつめたり、台詞の内容から意味をなくしたりする傾向も見られる。また、舞台装置や小道具を、登場人物の心理的状況をなんらかの形で象徴するものとして扱うことも多く見られる。その好例としては、ベケットの代表作『ゴドーを待ちながら』(1952年)に出てくるぽつんと立つ1本の木や、別役実作品に度々登場する電信柱などが挙げられる。

閉塞した雰囲気、意味のないセリフ、象徴としての長机。
筒井さんの脚本はそもそも独特の言い回しがあるように感じます。
加えての不条理なセリフ。
この辺が今回の作品のために頑張るべきポイントになってきそうです