2019年9月3日火曜日

視線の方向と周辺視野。

9月3日 そよ風ペダル 担当:梶川

先週はおやすみでした。
筒井さんがドイツへ。
今月は不在になるので稽古管理をしている私や飯坂さんが講座をおこないます。
今日は私。
体操から始めます。
ボール体操はできないのでじっくりと緩めていきます。
伸ばしたあとに呼吸を続けながら、どこか別のところ動かしたらさらに伸びないかと体を探ります。
息を吐くとお腹がへっこみます。
息を吸ったらお腹が出るわけですが、そこで更に凹ませようとする。
何だかお腹の深いところ、インナーマッスルやら丹田やらというところにきいている気がします。
何にせよ声を出すのに腹式で支えられるような気がします。
発声もしてワークを一つして脚本稽古。
今日のポイントは今そのセリフを誰に話しているのか。
脚本を持っていると目線がわかりにくいので、今は体ごと相手に向くというルールで、訓練です。
そして息を合わせて複数人で同じ動きをするという段取りを決めて。
そのために周辺視野でこっそり前もって見ておきましょうねと。
周辺視野って役者さんにとって案外大事な気がしています。
舞台全体を、それこそ客席までも視野に入れて演技ができたら素敵だと思います。