日時:2024年6月4日(火)13:00〜17:00
会場:富田ふれあい文化センター プレイルーム
担当:岡田
早くも6月に入り、千年団『和解』の高槻公演まではあと3週間を切りました。
稽古は大詰めです。
今日の稽古の前半では場転の段取り確認を、後半は通し稽古を行いました。
これまでの稽古では台本に書かれたことをみっちりと練習するのが中心でしたが、戯曲には明記されていない幕と幕の間の動きも、お客さんが見ている以上はしっかり練習しなければいけません。
『和解』は3幕構成の物語です。
幕ごとに舞台美術や衣装を変更するため、それを幕間のうちに済まさなければいけません。
セリフ・音響・照明といった要素との兼ね合いも考えながら、場転の動線やタイミングを一つ一つ確認します。
実際に劇場でやってみないと分からないこともありますが、貴重な小屋入り期間を有効に使うためにも、稽古場でできることは稽古場でやっておきたいですね。
千年団は本番を想定した稽古を積極的に重ねていて、質の高い作品に向かおうという皆さんの気概を感じます。
場面転換の稽古も踏まえて行った通し稽古。
かなりスムーズにシーンが進み、関係性やシーンの雰囲気も以前と比べて浮き出できているように思います。
出演者目線になりますが、通し稽古をすると、自分の出番のタイミングや、出番がないときの時間の使い方が掴めてくる良さがあります。
演技のことだけに集中しすぎるとついつい出番を忘れてしまうこともありますから、通し稽古を何度もできるのはとてもいいですね。
ラストスパート!頑張っていきましょう!