2012年4月18日水曜日

目標を定める。

スキルアップ講座も残すところ二回となりました。
毎回のワークでずっとやってきたゲームも最初のころを思い返すとなんと複雑なゲームに発展したことでしょう。
足踏みのテンポも心地よいリズムで刻まれています。そして全体でリズムをキープしているので、名前を呼ぶのに間を取ってしまっても、みんな余裕をもって対応されていました。



発声もみなさん様になってきました。筒井さんからは体を緊張させないようにとアドバイスがされます。肩や表情なども気にしながら、S音・Z音・ハミング・長母音と進みます。以前もらった発声のプリントもだんだんと口に慣れてきてプリントを見なくても言えるようになってきました。




来週には作品完成ということで、筒井さんが作品の全体の流れをまとめたプリントが配られ、その説明がされました。最初から順番に実際演じての稽古が始まります。先週までは話題づくりといった脚本創作敵なことに重点をおいたワークでしたが、今日はお客さんに
伝わりやすく見やすくするためにどう動いて、どこに立ったら良いのか。話題から話題にどうやったらうまくつながるのか。みなさんがずっと舞台上に居続けるのですが、話題に参加していない間に風景としてどのように舞台に存在するか。そんなことを丁寧に細かく検証していきました。



最後に来週の作品完成に向け筒井さんから今回のスキルアップ講座での作品を通しての目標が語られました。ひとつは舞台上に最初から最後までひとつのキャラクターを演じ続け存在し続けること。もうひとつは観ている人を意識して観やすく伝わりやすくするためにどう動き、どう立ち、どう声にするか。いよいよ次回が最後です。時間が足りなくて観れてないシーンもありますが良い作品ができあがる予感がしています。