2013年1月28日月曜日

語りについて。

1月22日

そよ風ペダルの稽古はだんだんと公演に向けて本格化しています。
本番は6月下旬でまだまだじかんがあるようですが、シニア劇団は週一回の稽古なので、回数的にはそんなにありません。
なので自然と一回一回の稽古が濃密になっていきます。
ダンスの復習をしつつ、新たな構成を増やしました。
前回の構成では横移動が主でしたが、今日は縦の動きが加わりました。
脚本稽古では新しい部分が増えました。
試演会でもあったシーンですが、セリフが少し追加されています。
試演会では役柄の説明や置かれている状況設定を語りいう方法で伝えました。
語りをする立場として、役として語っている場合と、ナレーター的に、役者として語っているパターンと二つで物語を進めました。
しかし筒井さんの中で後者の場合、語っている人の立場、存在が曖昧で作品をわかりにくくしているという気づきがあり、
そこで語られていた内容に触れるため、やりとりの中にその話を盛り込んだとのこと。
その後、一続きの二人のやりとりのセリフを片方は固定で、もう片方はどんどんリレーのように人が変わっていくシーンの稽古。
全体を通してどんなやり取りになっているかを感じるために、どちらの役柄も同じ役者で固定して、普通にやり取りを演じてみました。
自分のセリフのところを他の人ならどういう風に声を出すか聞いてみたり。
新しい作品が生み出されようとしています。