2014年9月16日火曜日

空白を埋める。

9月16日 恍惚一座
 
公演間近なわけで、
スタッフさんも交えての通し稽古。
前の人のセリフにかぶせて、
喋りはじめの空白を埋めていく。
つまりはテンポを意識しながら演技していくということ。
結果としては上演時間が約15分縮まりました。
完全に一皮剥けましたね。
セリフをかぶせるというのは
技術としての話になってきます。
実は本質は聞くということなんですが。
セリフの終わりを機械的に捉えるのではなく
自分の発話したいという動機が
どんなきっかけで生まれるかを探ることです。
故に相手の話を聞くということになるのです。
場合によっては相手のセリフの途中であっても
喋りたいというきっかけがきたならば
話してしまった方がやりとりは伝わりやすくなります。
割り込まれた相手役は辻褄があうならば
前に話を進めていきたいところ。
欲張るならば自分だけでなく
相手のセリフも把握できていれば。
飛躍しました。
これから詰め込みましょう。