2018年1月19日金曜日

新庄の狼狽

118 WakuWaku 担当 土井
一発で成功した「気配を感じ順に立って座る」に続き、「ビビリビビリバ」「バー」又それに「ゾウ」を加えた、瞬時に相手に反応する新たなゲームで身体を温めます。

戯曲「見よ、飛行機の高く飛べるを」は、130ページの途中から131ページ新庄の退場までを2組に分かれて練習。
新庄が延ぶと初江に自然主義文学の小説を貸して欲しいと迫られる場面です。
一度読合わせした後、話し合いをしながら稽古を進めます。

新庄が「ぶれる」理由は?1つに延ぶへの好意、そして自分が追い求める理想の教師像と現実とのギャップです。
延ぶと初江のステータスは初めは延ぶが上。
2人は、新庄との距離を詰める事で、また衝撃的な単語を使う事で彼を益々動揺させ、追い詰めます。
新庄にゆとりを与えないテンポで圧力をかけていきます。


「人間の真実・・・」それは自分の真実だと見抜かれたかと狼狽えた弱みに付け込まれ、2人に詰め寄られます。


戯曲を読み解き、台詞の裏に何があるか?を探り、感じた事を動きにしていきます。
来週は161から162ページを「解析」し、演じます。今度は2人と校長です。
それぞれの本音から、お互いの距離感、身体的アプローチの仕方を考えましょう。