2018年8月10日金曜日

努力の結果が出る段階

89 WakuWaku 担当  わ土井
今日は富田ふれあい文化センター 大ホールにて13時から17時の稽古です。ホールのステージを使用し、ちょっとした本番気分に。どうしても声が反響するのでそこは気をつけたいところ。

遅れているスヌーピーさんを待ち、登場人物の少ない冒頭場面の稽古から。「台詞のない時間」をうまく使うようになってきています。1人だけの台詞では、計算された細かい段取りで見る人を引きつけます。

やっと全員が揃い、1510分より27ページ、田淵と大谷が話している所に飲み物を持った3人が戻ってくるところからを抜稽古。台詞が重くならないように。役によって体育会系、文化系の気質が出ています。
ひとり立っている浅野、座りたくなる衝動は大切にしましょう。舞台を歩きながら、「美味しい位置」を捉えるのです。
座りながら客席から見える身体の向きを考えて。

1535分から通しを始め1650分に終わりました。
ダメ出しはロビーにて。
今日、「通し」をしてみて自分が現在どういうところにいるかがわかったことと思います。
まずは何と言っても、「台詞を覚える」こと。不安だから台詞のリズムが良くないのです。

まず声に出して最初から最後まで自分の役だけでなく全部を読みます。全体をよくわかっていないと自分の役を掴む事はできません。そのあと、短い区切りで何度も読む事を繰り返します。台本が意図する事がだんだんとわかってきます。

決めた事が守られていないのは、そもそも決めた事をわかっているのかどうかを確認しなければいけませんね。そして必ずメモを取って覚えることです。
今は努力した分、その結果が出る段階です。家で頑張って自習してその成果を稽古で発表しましょう。
次回の通しは9月6日に決まりました。