2018年9月21日金曜日

台本に書かれている情報を大切に

920 WakuWaku 担当 土井
長らくお待たせしたチラシが出来てきました。ご迷惑おかけしました!
今日は6ページ大谷・岩山の登場から、14ページ菊池が会議を開始するまでを抜き稽古しました。
稽古中は共演者が間違えても指摘せず、起こった事を受け入れましょう。時間を止めてはいけません。
台本に書かれている「、」か「。」かの違いに注意、「、」で終わっているのは何か言おうとして遮られた事を示します。
テンポ良すぎて情報を流してしまわないことも注意しなくてはなりません。

座っていた岩山が立ちます。立つ動機は台詞に反映しているでしょうか?筋が通る根拠を作らないと、立った怒りが見えません。そして、客にも相手にも言葉が聞き取れるように、
ゆっくりでいいから、しっかりと丁寧に発音しましょう。

浅野が登場します。普通に動きましょう。
田淵、浅野の会話に入る「一拍の間」。流れてしまいがちな言葉が留まります。
田淵は笑いで怒りを逃すように。
大谷の「いや、」は前言を否定する強い「いや、」やる気があるのか無いのか、紙一重の心の動きを捉える重要な「いや、」です。
浅野 の長い台詞にはブレスを入れてみましょうか。高度なテクニックです。そして「沈黙」の間も続いている息を、一旦切りましょう。
菊池のギャルっぽさで笑いが出ます。菊池がバランサーだという事がよくわかります。
最前列上手端から見ていると、佐竹の登場が机に隠れてわかりにくかったです。こちらから見えないとしたら残念です。
来週も抜き稽古し、104日は富田で通し稽古です。