2019年3月18日月曜日

小躍りをやめる。

3月12日 そよ風ペダル 担当:梶川

追加脚本があり、まずはそのシーンの読み合わせで内容の確認と共有から始まります。
そのあと実際に立ってみて。
上演時間に制限があるので、出来上がっているところまででどれくらいの時間がかかるのかが重要になります。
なので時間を計りながらできているところを通して稽古。
そのために配役したわけですが、役柄が一人多いことが判明。
もうすでに半分くらい時間をつけっているわけですが、まだまだやりたいことはたくさんあるとのこと。
役柄も多いということで、一部書き直しやセリフのカットは入りそうです。
通しを終えた後はシーンをピックアップして稽古。
一人で小躍りしているところに人が入ってきて誤魔化すというシーンがどうすれば成立するかを検証しました。
もう一人の人が入ってくるタイミングや入ってくることにどうすれば気づかないでいられるか。
そしてどうすればごまかし方が不自然でなく(いや、ごまかすという行為自体は不自然ですが)本当のようにできるか。
不自然でなく不自然を演じる。
つまりは小躍りの止め方を検証しました。
不自然を自然に演じるというのがとても興味深いです。
つまりはそういった作品なのです。
どこかしら漂う不自然さ(不条理さ)を自然なこととして受け入れそこにいる人物を演じる。
面白くなりそうな予感がします。