2020年2月5日水曜日

セリフと反応。

2020年2月4日 恍惚一座 担当 梶川

いよいよ来週は本番です。
午前中はシーン稽古、午後は通しとなります。
セリフは少し飛んだりしますが、シーンは流れ始めて。
流れるとして、インプットとアウトプットの調整をつけていきます。
つまりは何にに反応して動機が生まれるのか。
その動機は誰に向けて発露するのか。
テンポを意識するあまりそこが抜けることがあって。
実は早いテンポでなくても反応と動機が成立していれば説得力は生まれます。
というか観客はセリフを追って物語を見ているようで、その反応と動機によって物語を楽しんでいます。
セリフで物語を頭で理解し、反応で物語を体で楽しむ。
演じ手と観客のあいだで動機を同期させることで物語が浮き彫りになっていく。


シンプルに反応を楽しみます。