2020年7月29日水曜日

マスクをつけて芝居なんてやってられるか

7月28日 千年団 担当:飯坂

今日は新しいテキストが配られました!
二人の兄妹、もしくは姉妹のお話です。
歩きながら電車内での出来事など他愛のない話をします。
いつものように二人組に別れて読んでみて、一組ずつやってみました。

舞台上でずっと歩いているという表現は、グルグル歩くとか同じ場所で足踏みをするとか、昔はムーンウォークみたいな動きもよくやったと小原さんは言っていましたが、いろいろあります。
今回もそういうことをいろいろ試しながらやってみました。

稽古はコロナ対策でマスク着用のもと行っていますので、声がマスクに籠もって聞き取りにくい瞬間が何度かありました。
でも何かをずっと喋っていて、それを一生懸命聞き取ろうとする客側の姿勢はなんだか面白いです。
演じる側はもちろんマスクをしていてもお客さんに聞こえるように喋らなければいけないのですが、「マスクをつけて芝居なんてやってられるか!」というような主張にも見えて面白いかもと小原さんは言っていました。

この短編も一つの作品になるようです。
いろいろな見え方があってとても発見の多い時間でした。