10月4日 そよかぜペダル 担当土井
外は夏の気温ですが稽古場は集中管理の冷房が効き過ぎています。しっかりストレッチを30分、リーダーより伸ばす目的の身体の部位を教えて頂くと、その部分に意識が集中します。普段意識しない筋肉を伸ばすのは気持ちいいものです。
台本は25ページ改訂版から28ページまでが完成。
23ぺーじから28ページを何度も稽古します。この場面のキャストは8名、本日は全員参加の12名、どんどん役を変え稽古を繰り返します。時々、「その役はさっきやりました。」と言う事にも。
この場面は3人ずつ、順に3組登場します。船長はダブりますが。ところてんのように、会話をしているチームがスルスルと変わっていく感じにしたい。
料理長の不安を船長が優しく守ります。
料理長の不安な所作が今日の稽古の一つのポイント、この所作を続けながら会話をします。手だけではなく身体全体もソフトクリームを作る速度で動くのがなんとも愉快です。
メンバーが「モチベーション」を平板で言って、とても新鮮で面白かったのです。(ベー、の部分ですね)本来の英語のイントネーションではなく平板で言う外来語はいくつかありますが、平板で発音すると言葉のニュアンスが変化し、可笑しみが生まれます。ダンサーとダンサー、クラブとクラブ、・・・等々頭の中でいろいろ上げてみます。そのニュアンスの違いは何なのでしょうか?
話がスムーズに繋がるよう、立ち位置の交通整理をしました。
上手から船長、はるあき、ひろこの順番が守られれば、次に出てくる料理長と船長との会話がスムーズにいきます。
司会者達は上手から3人の後ろを通って下手側に周り、ひろこと対話します。でも臨機応変に対応すれば立ち位置が違っても上手くいくものです。今回は航海士が一歩下がっていたので自然に見えました。
基本は、誰と誰が会話するのかがわかっていればいいのです。
通常は客に身体を開くのと反対に、時に人を遮断する事もありますが、それで誰が喋っているのかを客に示す、その配慮が出来るように稽古をします。
ラストは19ページから28ページをフルメンバーで。最初からの稽古を見てみたいと思いました。