7/11(火)14:00〜16:00 高槻城公園芸術文化劇場 スタジオ3
6月の本番を終え、次に向けての稽古が始まっています。
稽古場は高槻城公園芸術文化劇場のスタジオです。
たくさんの木材が壁に使用されていて、天井も高く、日の光も降り注ぐなかで、稽古を行いました。
いつも通りストレッチを終えた後、『留守』という一幕劇の台本を読んでみます。
『留守』は1927年(昭和2年)に岸田國士によって書かれた戯曲です。数十分の短い物語で、登場人物は3人。舞台となる中流階級のお屋敷で女中をしている「お八重さん」。お隣のお屋敷の女中「おしまさん」。両家に御用聞きに来る「八百屋さん」。
今日はたまたま参加者が女性6人と男性3人だったので、女性2人と男性1人の3人グループに分かれ、まずはひと通り読んでみました。
「人からどう見えるか」をテーマに、しばらくはこの台本を取り組んでいきます。
話し方や動き方を、登場人物同士の関係で考えていくのに加えて、「それが観客からどう見えているか」という外の意識を持って演じてみます。
シンプルな会話劇なので、演技の練習教材としてピッタリかもしれません。
「対話者に目を向けなくてもいいときは、お客さんを意識できるチャンス」