2014年5月18日日曜日

のびのびとした自分自身を。

5月13日 そよ風ペダル

今日の稽古場は本番と同じ305号室です。
そして、簡易でステージを組んで本番さながら。
アップとシーン稽古を手早く終えて、通し稽古に入ります。
客席の一列目も作ってありますが
見る側には今回関わるスタッフが揃っています。
稽古後には今回の音や照明をどうするかの話し合いがありました。
普通の集会室を会場にするが故に
普通の劇場ではしない効果を狙っていきます。



まあそれはさておき通し稽古です。
終わった後の筒井さんの最初のコメント。
「いやぁ、ヒヤヒヤしましたね」
確かに。
スタッフ見せの通しはそんなものです。
無駄な緊張が入ってしまいがちです。
それよりもヒヤヒヤしながらも無事に最後まで通せたことが成果です。
問題にするならどちらかというと、
場所が広くなったからかもしれませんが
声が小さくなったように感じたこと。
このブログでも何度か書いてきましたが
そよ風ペダルの創作は脚本はありますが、
書かれている言葉に重点は置かれていません。
意味が同じであれば演じ手の口調に合わせて変更していきます。
つまり重点は目の前にいる演じ手に置かれています。
演じ手がのびのびとそこにいることが大切です。
それさえあれば、少しくらい台詞や段取りが違ったところで問題になりません。
なんなら今日の通しで相手の台詞を全部飛ばしてしまうということがありましたが、
そのことに気付かず堂々と演じきれば全く気にならないし
間違いがあったことにも気付きません。
舞台上で自信を持つということなのですが、
じゃあ自信を持つ為にはとなったら、やはり繰り返し稽古するしかないわけで。
さっそくみなさんで自主練習の調整をされていました。
残り少ない時間を有効に使っていきましょう。