2014年5月27日火曜日

私たちが好きじゃないはずのもの。

5月27日 恍惚一座

まずは朝からここに来るまでの気分を話してみました。
何の気ない日常を改めて語ることはあまりないわけで。
あえて意識にのぼらせて、自分の生活を再確認する。
例えば今日の体の状態がどうなのか。
元気なときと落ち込んでいるときでは体の状態が違うわけで。
そのことを振り返るのは役立ちそうです。

説得のワーク。
犬好きと猫好きが対面して、自分が好きじゃない立場にで相手を説得する。
犬好きの人は猫好きとして、相手に猫の魅力を具体的に提示して説得する。
自分の演じる役柄が自分とかけ離れているときにどうするか。
好きじゃないものを語ってみますが、情報がなくてうまくいかないとのこと。
じゃあ、好きなものを語ったらどうでしょうと。
語る内容もさることながら、
口調も瞳もイキイキと輝き始めます。
好きなものと置き換えて
本当に好きだと思い込んで語れるか。
語っていると好きじゃないはずのものが
だんだんと好きになってくるから不思議です。

残りの時間は脚本の読み合わせ。
これまで読んできての感想や気になることを共有して。
山口さんの手元には伊地知さんから
新たなバージョンの脚本がとどいているようで。
来週はその脚本で稽古。
もうそろそろ配役がきまるでしょうか。