2016年5月17日火曜日

その瞬間に生まれる動機。

5月17日 恍惚一座 担当:梶川

衣装と小道具の決定日です。

恍惚一座にしては珍しく計画的に創作が進んでいます。

いつもはギリギリで飛躍して作品が化けていく創作になりがちですが。

いろんなことがすでに見え始めています。

今日の稽古はダンス練習から。

ダンスシーンが増えています。

ダンスのテーマはダイナミックと笑顔。

フリを間違えても構いません。

間違えても楽しんで動けていたら、それが伝わります。

ジェンカですから、みんなで楽しみましょう。

そのあと通し稽古です。

山口さんからのオーダーは詰まってもとにかく前に進めていってください。

と言われると、途端に緊張してしまうのでしょうか。

いつもよりセリフが飛んでいるような。

作品の原型が見えてきました。

やるべきこと、やりたいことがよくわかります。

ただそれが見え過ぎていて、次に何がくるかわかっていて演技をしているように見えました。

そのセリフやその行動はいまその瞬間に動機が生まれています。

つまりは外にあるものに反応しているのではなく、自分の中で決まっていふことで演技をしてしまっている。

外をよく見る、周りをよく聞く。

演出も段取りもセリフ覚えも終えて、いよいよ演技の本質の創作に取り掛かっていきます。

どこまで深く潜れるか、楽しみです。