2017年8月15日火曜日

周りの人々と空間の変容によって。

8月15日 恍惚一座 担当:梶川

脚本が完成しました。
先週も完成と書きましたが、最終調整を終えて正式に完成です。
と言いつつ書けば書くほど、稽古すればするほどアイディアが出てきて細かな追加が出てきますが。
今回の書き直しで妹の展開が整理され、不動産屋のエピソード追加およびどう終わるかが追加されました。
となってのケーサツの葛藤の追加をしたくなったと。
前回の時点で主軸の家族たちの物語は書きあがっていまして。
最終調整はその周りをとりまく人物たちの掘り起しでした。
主軸が展開していくのは、周りの人物たちが変化していくことに影響されるとより豊かに物語が展開されます。
なんといっても前回はアイコの誕生日をするという少し都合のよいハッピーエンドを用意しました。
そこは大きく変更して、人間関係を越えて建物としての家そのもの、つまりは空間ということに広がっていることに魅力を感じます。
チラシがそろそろ出来上がります。
キャッチコピーを考えました。

「血が繋がってたら家族ですか?」

疑問を提起しております。
答えは作品を見ていただき、それぞれに決めていただければと思います。
ぜひご来場ください。