2018年7月6日金曜日

最初から丁寧に

75 WakuWaKu 担当 土井
7月に入りました。「89日に通しをする」という目標が出来ました。その時は全員台本を手離している予定です。

先週ラストまで行く事が出来、全体の流れや大まかな動きがわかりました。これからは丁寧に演技を膨らませていく時間です。
今日は冒頭から8ページの菊池の登場の前までを稽古する事が出来ました。
まず一人のつぶやき。自分フォーカスですが、勿論観客には伝わっています。けれど言葉そのものではなく、無意識に出た言葉の裏にある何かを感じさせ、次の行動に持っていきたいところです。
対話になった時は、相手をどう感じているのかが大切かと。相手を怖がりながら、怖い気持ちを隠し軽快に話しかける、ところがそんな相手をすげなく拒絶する意地悪さ。この対比が面白いのですね。
緊張した空気を変える明るい声のトーンには、相手への思いやりも感じます。

声も話し方もそれぞれに全く違うのだけれど、同じ場面では同じトーンになりがちかもしれません。私達は相手に同調する、場を読むという習慣が知らずについているのかもしれません。その反対をやると芝居が生まれるのかもしれませんね。