2018年12月6日木曜日

仲良くなる。

2018年12月4日 小原クラス 担当:梶川

高槻シニア劇団に新しい劇団が設立されました。
講師は小原延之さん。
入団をまだ保留されている方もいますが、18人から20人の大所帯でのスタートとなりました。
というわけで12月の稽古テーマは「仲良くなる」。
演劇は集団創作ですから、チームワークや人間関係が重要です。
何をもってよいチームワークとするかは議論されるところですが、なんにしてもお互いを知ること。
というわけでまずは自己紹介からです。
といっても20人いるので手短に名前とこれまでの演劇経験とこれから劇団電で呼ばれたいあだ名を。
呼び名が決まったところで、名前を呼び合ってみるゲームを。
四拍のリズムでまずは自分の名前を二回言って、次の四拍で一回は自分の、二回目は隣の人の名前を言って名前を言うのが隣に移っていくと。
逆回りをしたり、一人飛ばしをしたり。
名前を呼んだり、呼ばれているのを聞いて、呼び名をなじませていきました。
休憩を挟んで次は好きなものでグループを作るゲーム。
好きな国はどこですか?好きな果物は何ですか?との小原さんの問いかけで答えを決めて、同じ答えの人を探してグループを作ります。
グループができたら座って待ちます。
落ち着いてあとは好きな理由を発表していく。
一人だけの時もありますが、それも個性です。
好きな理由を知ることや、その語り口でなんとなくその方の人となりがわかります。
次は誕生日や起きる時間を聞きあって、早い順に並びます。
いろんな人と声をかけあう機会にもなり、また偶然性で隣り合う人が変わってきます。
席順がシャッフルされることが実はとてもダイナミックな要素だなと思いました。
最後に数字のカードを使って早い順に並びます。
最初は単純に数字を言い合って並びますが、発展して数字が大きいほど大きなものを扱う仕事をしていることにして。
その仕事で扱うものの大きさから数字の大きさ予想して順に並んでいきます。
数字に対してどれくらいの大きさかは人それぞれで、そこに個性があります。
きれいに順番通りにはなりませんでしたが、そのような発想をするのかと知り合うこともまた興味深いことでした。
「仲良くなる」というと少し幼稚ば印象ですが、集団創作をするための基礎づくりをしています。
作品創作に対しての共通した価値観と同等の責任感を醸成しているように思います。
引き続き来週も仲良くなりましょう。