2019年5月16日木曜日

コントとしてのおもしろさ

5月14日 そよ風ペダル 担当:飯坂


6月末に3CASTSに出演するそよ風ペダル。
今日は、本番に使う音源を筒井さんが持ってきてくださいました。
音をどんなふうに入れるか説明しつつ、最初から最後まで通してみようということになりました。

俳優のリアクションがあってから音をいれてセリフを言うのか、音があってからリアクションがあってセリフを言うのか、いろんなパターンを試していきます。
どれもそれぞれ面白くて、選ぶのが難しそうでした。

その中のひとつに、役者Aのおかしな発言に対して、少し考える間があってから、役者Bがセリフを言うというシーンがありました。
この少し考える間が絶妙でとてもおもしろかったのですが、ここは難しいと筒井さん。
なぜなら、観客は役者Aのおかしな発言を聞いた時点ですでに笑ってしまい、せっかくおもしろいBの間が死んでしまうのでは?と懸念したからです。
それなら、間をいれずに次のセリフを言ったほうがいいのでは、と。

これはテクニックのひとつだそうで、人間の生理に則って考えれば、Aのおかしな発言の意味をすぐに理解できなくて考える間が生まれるのはとても自然なことなのですが、
それとは別に、「コント」や「お笑い」の観点から考えると、テンポよくいったほうがおもしろい場合もあるのです。

とりあえず、最後まで通りました。
ここからどんなふうになっていくのか、とても楽しみです。