2018年6月15日金曜日

演じる恥ずかしさを演じる

614 WakuWaku 担当 土井
実際の舞台の大きさをバミり、稽古を始めました。
舞台上に物が多い上、今回は出ずっぱりの役が多いのです。モノやヒトで溢れた舞台を動く。どうしてそこに動かなければいけないのか、その意味(必然性?)をしっかりと把握すれば本番近くまで本当の道具をつかえなくても、臨機応変に対応出来るのではないかと思います。もちろん早くから本当に使う道具で稽古できたらいいのですが。とかく机や椅子があると座ったまま芝居が進みがち・・・それはつまらないです。

其々の役の性格について都度、説明が入ります。皆さん、今手探りで各々の役柄を想像していることかと思います。役の中で本心に気づいていない、という場合もあります。また、劇中劇を演じる恥ずかしさを演じる、ということもあって・・・。奥深いです、演劇。見えないことを演技する、心で思いながら表には出さない・・・その人(の気持ち)になりたいです。