2018年6月8日金曜日

おおげさとあっさり。

2018年6月5日 そよ風ペダル 担当:梶川

遅ればせながら、稽古場を測って実寸をとっての稽古に入りました。
いろんなことが本番を想定して決まっていきます。
演技もしかり。
細かくいろいろ決まっていきます。
視線のこと、小道具の置き位置、やり取りのテンポ。
今回の作品に関して、やり取りをゆっくり行いたいと言われています。
わたしの解釈ですが、それはでも間延びしたテンポにしようということではないと思います。
セリフの緩急とよく言われますが、日常のやり取りや会話重視になるとある程度のところで抑揚が制限され、そしてやり取りも早く展開されがちです。
緩急をつけるとして、普通に考えるとおかしいだろうというところまで今回はやってしまおうということ。
そこにユーモアが宿るのではないか。
つまりわざとらしいくらい大げさに演技する。
もちろん全てが大げさだと緩急はできませんので、あっさりするところはこれでもかとあっさり演じる。
もしかすると役者さんによって大げさが得意だったりあっさりが得意だったりが分かれるかもしれません。
不得手な方をどう演じるか。
もしかするとそこが今作品での課題になっていくのかも、しれませんね。