2016年8月7日日曜日

気持ちが揃って芝居が変わる

84 WakuWaku 担当 土井
3幕初めから2ページ前半までと、
3
ページ山本と鈴村が入って来るところから10ページ後半斎藤が出て行くまでを抜稽古。
相手役との繋がりをスムーズにするには、間が空かないということでしょうか?動きながら台詞を言うという、動きと台詞の連動の訓練が必要です。
ひとりひとりのキャラクターを指示されました。鈴村は斉藤に嫌われたくないから、斎藤への意見や反論も
にこやかに言う。難しいところですね。その緊張や萎縮感が次の山本との会話をより楽しげに見せます。
悦子と斎藤の場面は先週も稽古しました。ここはクライマックスの場面です。あの一言、いかに言葉に実感を込めて相手に伝えることができるでしょうか?
当事者ふたり以外のリアクションも大切です。

第2幕、初めから2ページ後半途中まで抜稽古。
邦夫は台詞が入ってきて、流れがスムーズになりました。声のトーンも良い感じになりつつあります。何より気持ちが揃ってきたのがよくわかります。
敏江はこれから台詞のトーンを色々と変えてみましょう。
敏江のキャラクターにも指示が出ました。近いがコントとは微妙に違う、強く出て笑い飛ばすことでかえって相手を傷つけない、「竹を割ったような」性格です。2人の勘違い・・・心は否定しつつも言葉は肯定しているのをそのまま信じて返答する邦夫とのやり取り、これからどんどんおもしろくなりそうです。



1
幕目は通しました。
いい感じで仕上がってきています。台詞がうちにこもりがちになるのに注意して外に楽しさを発散させましょう。3人の掛け合い、ポンポンと楽しさが出ています。
2
人になると楽しさはどうでしょう?2人だと重くなってしまうのでしょうね。
聡子の性格はシニカルで平気で憎たらしい言い方をしてしまいます。芝居にスキンシップを取り入れて長年来の友達の感じを出しましょう。信子は前半はもっと軽く、窓の景色を見る頃からトーンが変わります。「言わなきゃ」という決意は薄めて表現しましょう。