2019年1月25日金曜日

岸田國士の脚本に取り組んでいく

2019年1月8日 そよ風ペダル 担当:丸木

新年最初の稽古日であったこの日も、まずは体を起こすストレッチから。
暖房が効いてあたたかくなっていた部屋の空気を入れ替えつつ、ゆっくり体を起こしました。

稽古に入る前に、筒井さんがご自身の演出の宣伝を少し。
1月末から2月頭にかけて大阪でされるそう。
扱うのは辻潤さんの「ふもれすく」他。
彼は大杉栄、伊藤野枝と同時代の人で、伊藤野枝との間には子供もいたそう。
恋愛に関するリーディングと題し、上演後には恋愛に関するディスカッションもされるとのこと。

その後、前回同様、岸田國士の「職業(教訓劇)」を読み合わせ。
この台本は、青空文庫としてネットに脚本の全文が公開されています。
しばらくは、この台本を練習しようかということで、徐々にキャスティングも固定しようかなというお話も。

台本の中には様々な演じることへの指示があって、そういった指示されているところは意識するが、指示されていない箇所を指示がされていないのだという意識をもって指示されている箇所との差別化をするのも大切だというお話がありました。