2019年2月18日月曜日

脚本に書けないこと。

2019年2月12日 小原クラス 担当:梶川

小原クラスはまずは体操をして体のことから始まります。
今日は背中合わせで立ち上がるワークを発展させます。
腕を組んで背中合わせで立ち上がるわけですが、立つときに声を掛け合わず相手のどうしたいかを体で感じて一緒に立ち上がります。
そしてさらに発展、背中合わせで二人で立ち上がるのが基本ですが、人数を増やしていって最後は六人まで。
相手からかかってくる重みの場所が背中の中で変わってくるのが面白いです。
そしてペットボトル倒し。

狭い部屋での稽古だったので、五人で手を繋いで横に並ぶと互いに接触ができないので、身動きが取れず完全防御になるという作戦が流行しました。
どんな作戦を練るかが一つ興味深いのですが、一戦目で勝ったチームは勝っているけれど一つの不利を抱えていることになるというのに客観的に見て気づきまして、それもまた興味深いなと思いました。
先週に引き続き二人の会話のトレースをしました。
五人組にわかれて、二人は会話で二人はセリフのメモで残り一人がメモをせず会話の手に伝えていく。
テーマはプレッシャーを感じること。
即興のやりとりを脚本化すると、文章では書ききれないことがたくさんあります。
単純に間の長さを書き記すことは難しいです。
相槌も単純に「うん」というのも、実際にはさまざまなバリエーションがあります。
「脚本を書こうとしても書けないセリフだな」と小原さん。
この創作だからこそ書けるセリフ。
そんなことを交えながらの本番作品になりそうです。