2020年11月19日木曜日

シニア劇団の可能性

 1117日 そよ風ペダル 担当 土井

   現代劇場の和室に戻りました。畳の上に横になりストレッチするのは至福の時です。気持ちよくて寝そうです。畳はいいですね、今日は暖かいのに、暖房まで入っていて。寒いのに換気するための暖房がそのままだったようです。

   先週終わった「かんしゃく玉」ですが、リーダーが筒井版「かんしゃく玉」を作ってこられました。

「今時の言葉で発話してもらうとどういうことになるか?」という事を体験してみるのが狙いです。

何度か配役を変えて通しを2回やった後、ラストの3ページの彼と彼女だけの会話を、48人が演じました。

性を考えないでやってみる事がポイントです。

語尾が所々性別を感じさせないものに変わっていますが、やっていてどうだったでしょうか?

「言いやすくなった。」

「女の色気はなくなった。」には、リーダーより「その色気は今は存在しないのではないか?」とコメントがありました。

「男性役をやっていて男性らしくしなくてもいいのかな、とこの台本になって思った」という意見については、「台詞の言い回しをジェンダーフリーにした。演じてみると、そのことによって、みんなが若くなっていく感じがした、これはシニア劇団だからこそわかる感覚で発見」とリーダーより、今回作成した台本の狙いと成果を説明するようなご返答がありました。

シニア劇団特有の可能性が見つかるってなんだかワクワクしてきますね!