2019年7月11日木曜日

効率的なよさと非効率的なよさ

7月9日 千年団 担当:飯坂

今日は一幕の台本がすべて配られました。
しかし後半は少し焦って書いたそうで、変更になる部分もあります。
とうとう配役が決まるのかと思いましたが、小原さんはまだ悩んでられるようです。
男性は4名しかいないので決まっているそうなのですが、女性は15名もいます。
しかもどの組み合わせにも面白さがあるのです。悩んで当然ですね。
今日は帰りに、自分がしたい役と絶対したくない役を小原さんに伝えてから帰りました。

稽古はいつも通りランダムな組み合わせで読んでいきました。
この前のミーティングで「これから配役が決まって本格的に稽古が始まったとき、見ているだけの時間が長くてももったいないので、役者だけでできるところを稽古してもいいのでしょうか」と質問がありましたが、小原さんの答えは「稽古を見てもらうのも大切です。どんな芝居や演技を求めているのかをどんな言葉で話すのかを共有できる時間です。」とのことでした。
人数がとても多いため、一体感といいますか、まとまり感を作り出すのが難しいかもしれませんね。
空いている時間は稽古をしていた方が効率的かもしれませんが、小原さん曰く、効率的なよさと非効率的なよさの両方でやっていきたいそうです。

「これがいい」と答えがあるわけではありませんので、手探り状態で不安なときもあるかもしれませんが、みんなで一丸となって突き進んでいきたいですね。